●PC-UNIXやCygwin環境を必要に応じてX端末として利用するには
※CygwinはRed Hat Inc.の著作物です。

まず、端末となるマシンでテキストログインする。 (Cygwinの場合は
ただ立ち上げた状態。)
ホストの名前をhoge.hoge-u.jpと仮定して、

X -query hoge.hoge-u.jp
と打ち込むとhoge.hoge-u.jpのX端末として使える。
Cygwinの場合でシンボリックリンクXが存在しないときは、
XWin -query hoge.hoge-u.jp
となる。ただし、Cygwinの場合は通常のsetupではXFree86が インスト
ールされていないかも
知れないので、setupでXFree86をチェックして
おく。

●X over sshについて

まず、ログインしたいホスト(hoge.hoge-u.jp)の管理者にお願いして、
/etc/ssh/sshd_config に以下を追記してもらう。
※以下は、openssh-server 3.1の場合。他の実装ではおそらく書式が
異なる。

X11Forwarding yes

管理者にsshdを再起動してもらう。たとえば、

killall sshd
sshd

さて、端末でX serverを立ち上げる。そして、端末から、

ssh -X -l username hoge.hoge-u.jp

でログインする。xcalcなどを実行すればwindowが端末のX serverに
送られてくるはず。

なお、最近のopensshでは、Xサーバーにフルアクセスを許すためには、
Xサーバー側のマシンの/etc/ssh/ssh_configに ForwardX11Trusted yes
を追記する必要があるという。エラーが多いようであれば、そのよう
に追記する。あるいは、追記するのではなく、-Yオプションをつけて、

ssh -X -Y -l username hoge.hoge-u.jp

とすることでもtrusted X11 forwardingを有効にできる。

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